テクニカルチャート活用術

移動平均乖離率から見る相場観

株価と移動平均の乖離度合を「%」で示した指標で、乖離の度合いによって、買われ過ぎや売られ過ぎを判断するものです。

移動平均線とは?

日・週・月などの動きを平均化することによって株価の慣性を引き出し、トレンドの方向性を見るものです。
平均値をとる期間によって5日、10日、25日、75日、100日、150日、200日等の移動平均線があり、一般的に25日移動平均線までを短期線、100日移動平均線までを中期線、それ以上を長期線と呼びます。

移動平均乖離率とは?

市場の過熱感を判断する際に使用されるテクニカル指標です。
一般的には、+5%以上は、売りシグナル(高値警戒ゾーン) 、-5%以下は、買いシグナル(底値ゾーン)とされています。

例)日経平均と移動平均乖離率

オンライントレードの詳細チャートで移動平均乖離率をチェック

オンライントレードの詳細チャート

詳細チャートで移動平均乖離率を設定するには?

  • 詳細チャート画面右下の「チャート追加・削除」ボタンをクリック。
  • 「移動平均乖離率」を選択します。その後、画面右側のテクニカルで選んだチャートの設定ボタンが表示されます。
  • 「設定」をクリック。選択したチャートの色・線種・表示条件など詳細設定を行うことができます
  • 移動平均乖離率の表示/非表示・色・太さ・期間を設定します。今回は、「25本」を選択。
  • ハイライン(高値警戒ゾーン)とローライン(底値ゾーン)の色・太さ・スケールを設定します。今回は、「5」と「−5」を選択。

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  • ログイン後トップのマーケット欄右上にある「詳細チャート」ボタンから詳細チャートへ遷移できます。

移動平均乖離率はあくまで相場の過熱感を判断する目安であり、移動平均乖離率だけで相場の買いもしくは売りのタイミングを判断するのではなく、さまざまな観点から判断することが大切です。

騰落レシオから見る相場観

騰落レシオは値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱度合いを見る指標です。

(例)日経平均と騰落レシオ

相場が上昇している局面では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多くなってきます。
ほとんどの銘柄が上昇するようですと、過熱感が台頭し、その後短期的に調整局面を迎える可能性があります。逆に相場が下落している局面では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数よりも多くなってきます。ほとんどの銘柄が下落するようですと、割安感が台頭し、その後短期的な反発局面を迎える可能性があります。

騰落レシオが100%超の場合、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多いことを示し、100%未満の場合、値上がり銘柄数よりも値下がり銘柄が多いことを示します。
一般的には騰落レシオが120%以上は相場の高値圏、70%以下は安値圏といわれています。(高値圏、安値圏の判断は諸説があります。)

騰落レシオはあくまで過熱感を判断する目安であり、騰落レシオだけで判断するのではなくさまざまな観点から判断することが大切です。

サイコロジカルラインから見る相場観

サイコロジカルとは「心理的」という意味です。株高の日が何日も続かないように、株安の日も何日も続かないので、株高、株安、それぞれ何日続いたのか一定期間の日数(過去12日間が一般的)から、買われすぎ、売られすぎを判断する指標です。

例)日経平均とサイコロジカルライン

オンライントレードの詳細チャートでサイコロジカルラインをチェック

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詳細チャートで「サイコロジカルライン」を設定するには?

  • 詳細チャート画面右下の「チャート追加・削除」ボタンをクリック。
  • 「サイコロジカルライン」を選択します。その後、画面右側のテクニカルで選んだチャートの設定ボタンが表示されます。
  • 「設定」をクリック。選択したチャートの色・線種・表示条件など詳細設定を行うことができます。
  • サイコロジカルラインの期間を設定します。今回は、「12本」に設定。
  • ハイライン(高値警戒ゾーン)、ミドルライン、 ローライン(底値ゾーン)の色・太さ・スケールを設定します。今回は、ハイラインを「75」、ローラインを 「25」に設定。

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  • ログイン後トップのマーケット欄右上にある「詳細チャート」ボタンから詳細チャートへ遷移できます。

サイコロジカルラインが高い時は、上昇した日数が多い時であり、サイコロジカルラインが高い状態が続く際は、短期的に調整局面を迎える可能性が高いと考えられています。一方、サイコロジカルラインが低い時は下落した日数が多い時でありサイコロジカルラインが低い状態が続く際は、短期的に反発局面を迎える可能性が高いと考えられています。

RSI(相対力指数)から見る相場観

株価の「売られすぎ」、「買われすぎ」を見る指標で、上昇した日の上げ幅の合計と下落した日の下げ幅の合計とを比較し、相対的な相場の強弱を測るものです。 一般的にRSIが70%以上の水準にあるときは過熱感が台頭していることを示しており、逆にRSIが30%以下の水準にあるときは売られすぎの水準と判断されます。

例)日経平均とRSI

オンライントレードの詳細チャートでRSIをチェック

オンライントレードの詳細チャート

詳細チャートで「RSI」を設定するには?

  • 詳細チャート画面右下の「チャート追加・削除」ボタンをクリック。
  • 「RSI」を選択します。その後、画面右側のテクニカルで選んだチャートの設定ボタンが表示されます。
  • 「設定」をクリック。選択したチャートの色・線種・表示条件など詳細設定を行うことができます。
  • RSIの期間を設定します。今回は、「14本」に設定。
  • ハイライン(高値警戒ゾーン)、ミドルライン、ローライン(底値ゾーン)の色・太さ・スケールを設定します。今回は、ハイラインを「70」、ローラインを「30」に設定。

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  • ログイン後トップのマーケット欄右上にある「詳細チャート」ボタンから詳細チャートへ遷移できます。

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