分散投資で安定した長期投資をはじめよう
分散投資+長期投資の重要性
世界の株式市場には上下に大きく変動する局面があります。
また、近年はその頻度が高まっています。
- 期間:1999年12月末〜2020年5月末
- ※出所:Bloombergのデータを基に当社作成。世界の株式市場はMSCI AC World(配当込、月次、米ドルベース)
- ※「出来事」の幅は発生時期を正確に示しているものではありません。
- ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
代表的な資産の年次リターンをランキングにしたものを見ると、市場環境は変化するため、個別資産の順位の変動には規則性がなく、魅力的な資産を選び続けることは難しいことが分かります。分散投資をすることによって各年の変動幅を抑え、下落リスクを抑制することが期待できます。
(クリックして拡大)
- ※出所:Lipper IM、Bloombergのデータを基にSMBC日興証券が作成
- ※掲載データについては、下部に記載
- ※上図は過去の実績や一定条件に基づくシミュレーションであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
また、長期に保有することで毎年のリターンのばらつきが相殺され、年率の平均リターンを安定させることが可能です。分散投資に加えて、長期投資を行うことで安定したリターンの獲得が期待できます。
(クリックして拡大)
- ※出所:Lipper IM、Bloombergのデータを基にSMBC日興証券が作成
分散投資は、国内株式:TOPIX(配当込)、海外株式:MSCI コクサイ インデックス、国内債券:NOMURA-BPI 総合、 海外債券:FTSE 世界国債インデックス(除く日本) の4資産に等金額投資、毎年初に等金額にリバランス。
各月末からそれぞれの保有期間を遡った時点で投資を開始(すべて円ベース、月次データ)
期間:2001年〜2019年
- ※上記は過去の実績およびシミュレーションの結果であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、シミュレーションについては、手数料、税金等は考慮しておりません。
機動的な資産配分変更を行う「アロケーション型ファンド」
従来のバランス型ファンドでは、株式60%・債券40%のような資産配分比率を固定して運用を行うものが主流でした。こうした固定配分での運用は、各資産の配分が分かりやすいメリットの一方で、各資産の相関が高まる局面においては、分散効果が一時的に失われてしまうこともありました。
そこで近年注目されているのが、バランス型ファンドの一種の「アロケーション型ファンド」です。資産配分比率を固定せず、リスクとリターンの関係を分析することによって、市場環境に応じて最適と思われる資産配分に柔軟に変更します。従来の固定配分によるバランス型より下振れリスクを抑え、安定的な収益の積み上げが期待できます。
- ※上記はイメージであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
<掲載データについて>
- ※主要資産と分散投資の年別騰落ランキング 掲載データについて
- 10種類の投資対象資産
以下の10種類の投資対象資産のインデックス(月次・円ベース)のデータを使用し、当社が加工・作成。手数料、税金等は考慮せず。
期間:2010年〜2019年 - 国際分散投資合成ポートフォリオ
10資産の投資対象資産に等金額投資したポートフォリオ(各年初に等金額にリバランスを実施)
投資対象資産 | インデックス |
---|---|
日本大型株式 | TOPIX(配当込) |
日本小型株式 | Russell/Nomura小型株式インデックス(配当込) |
先進国株式 | MSCI コクサイ インデックス |
新興国株式 | MSCI エマージング・マーケット インデックス |
日本債券 | Nomura-BPI総合 |
先進国債券 | FTSE世界国債インデックス(除く、日本) |
高利回り債券 | ICE BofA USハイ・イールド・マスターU(50%)+JPモルガン・エマージング市場債券インデックス・グローバル・ディバー シファイド(50%) |
オルタナティブ | CS ヘッジファンド・インデックス |
不動産 | FTSE EPRA/NAREIT ディベロップト・インデックス |
コモディティ(商品) | S&P GSCI 商品インデックス |
- ※円換算レート:Lipper IM内に収録されている為替レートを使用
- ※出所:Lipper IM、Bloomberg