プレスリリース

2001 年 9 月 26 日
日興證券株式会社

イチロー選手の誠心誠意のプレーを美しく捉えた日興コーディアル証券企業CM
「バッティング篇」・「スチール篇」 9月29日(土)より全国でオンエア!

 日興證券株式会社(取締役社長:金子 昌資)では、イチロー選手(アメリカ大リーグ シアトルマリナーズ所属:本名 鈴木一朗)が登場する社名変更告知企業CM「バッティング篇」「スチール篇」(15秒バージョン)を9月29日(土)より、同「全力プレー編」(30秒バージョン)を同30日(日)より全国でオンエアいたします。
 上記3編は、野球に集中しているイチロー選手の力強く美しい姿が満載で、彼の全力プレーを通じて「コーディアル(CORDIAL)=誠心誠意の」という新社名のコンセプトを伝えていきます。
 撮影監督は、映画「パールハーバー」や「アルマゲドン」、マドンナなどのミュージック・ビデオ等で高く評価されているジョン・シュワルツマン。彼の独特の感性で力強く捉えられたイチロー選手は、試合の中継で見る姿とはひと味もふた味も違い、彼の精神力までが画面から伝わってくるようなCMになりました。

■誠心誠意、全力でプレーするイチロー選手の魅力満載
今回のCMでは、バットを構える腕、ピッチャーを見つめる眼、走る背中、フィールドを踏みしめる足など、イチロー選手が野球をプレーしているときの様々な姿を、アップ、スローモーション、ローアングルなど、多彩な撮影手段を利用して捉えています。あらゆるシーンが「フィールドで全力プレーしている野球選手とはこんなに美しいものなのか」と感じさせ、彼の魅力とスポーツの楽しさを再認識させてくれる映像が満載です(「全力プレー編」の映像構成は下記参照)。

映像に重なるナレーションは、「『コーディアル(CORDIAL)』、聞きなれない言葉だと思いますが、『誠心誠意』、という意味。イチロー選手の全力プレーは、私たちのお手本です。日興證券は、日興コーディアル証券へ」(「全力プレー編」)。

ナレーターは個性的な存在感のある演技で高い評価を得ている俳優 萩原流行(はぎわら ながれ)。「コーディアル」のニュアンスを、誠実に伝えてくれる語り手として起用しました。おだやかで真摯な、かつ明るさをたたえた語り口は、映像の魅力と相俟って心に響きます。
CM音楽は、メジャーリーグの中継で日本のファンにもすっかりおなじみになった「Take me out to the ballgame(私を野球に連れていって)」を力強いコーラスバージョンにアレンジしたものです。

■「野球を撮影するときに必要なのは、野球に対するリスペクトだ」
撮影は8月中旬の3日間、シアトルマリナーズの本拠地「SAFECO FIELD(セーフコ・フィールド)」で行われました。3台のカメラで同時に撮影を行い、球場にある27の撮影ポジションのうち、1日3ポジション、延べ 9ポジションからイチロー選手を撮影。イチロー選手だけを捉えた映像は通常のテレビ中継等ではなかなか見られないもので、撮影スタッフの腕の見せ所となり ました。

「シーズン中は、時間、思考、エネルギーなどすべてを野球のためだけに注ぐ」というイチロー選手サイドの強い意向に賛同したことから、今回のCM撮影はスタジアムの中だけで行われました。また、イチロー選手に撮影の日程を事前に知らせることなく、リアルなプレー姿のみをカメラに収めました。
撮影監督のジョン・シュワルツマンは、子どもの頃からの野球ファンで、現在も野球を情熱的に愛しており、また野球映画の撮影経験もあることから、今回起用しました。経験豊富な彼の力で、「セーフコ・フィールド」でのロケは順調に進みました。

スタッフのひとりから「野球を撮影するコツ」を尋ねられたシュワルツマンは、「野球にリスペクト(尊敬・敬意)の気持ちを持って仕事をすることだ」と答えたということです。また撮影の事前打ち合わせの際、自分が担当する以外のポジションを担当する2名のカメラマンに対して、「(カメラの)テクニックで撮るのではなく、心で感じる画(プレー)を撮って欲しい」と指示したといいます。彼の、野球に対する思い入れと仕事に対する姿勢がうかがえます。

◆イチロー選手のプロフィール

名前 ICHIRO(鈴木一朗)
生年月日 1973年10月22日
出身地 愛知県西春日井郡豊山町(日本)
身長 180センチ
体重 74キロ
メジャーリーグデビュー 2001年4月2日
経歴 愛工大名電高時代は甲子園に2回出場。1992年オリックスにドラフト4位で入団。94年にはパ・リーグ最高打率の3割8分5厘で初の首位打者。プロ野球 史上最多の210安打を記録。翌95年には首位打者、打点王、盗塁王を同時獲得。以後、2000年まで7年連続首位打者の偉業を達成。2000年シーズン 終了後、日本人野手として初の米大リーグ移籍を表明。同11月にシアトル・マリナーズと契約。2001年4月2日の開幕デビュー戦から大活躍し、4月の ア・リーグ月間最優秀選手受賞。7月にはファン投票でメジャーリーグ史上初の新人での最多投票を獲得し、オールスターゲームに出場
主な受賞歴 パ・リーグ最優秀選手(MVP)3回、パ・リーグベストナイン7回、ゴールデングラブ7回、正力松太郎賞2回、パ・リーグ会長特別表彰、プロスポーツ功労者表彰(文部省)、日本プロスポーツ大賞、毎日スポーツ人賞、ユネスコ・日本フェアプレー賞など多数。

●CM制作スタッフ

特撮監督 ジョン・シュワルツマン
(映画「パールハーバー」
の撮影監督)
演出 ジョン・シュワルツマン(アメリカサイド)
清水亮司(日本サイド)
企画 株式会社博報堂 出演 鈴木一朗(シアトルマリナーズ)
制作 Bianglala Picture Inc.
(アメリカサイド)
株式会社パラダイスカフェ
(日本サイド)
ナレーター 萩原流行
CD 青田光章 音楽 ピアノヴァージョン:アンドリュー・ハーゲン
AD 日高英輝   (アメリカサイド・Shutung Music America)
CMプランナー 打田一成   口笛・コーラスヴァージョン:丹 俊樹
コピーライター 谷山雅計   (日本サイド・バックスラッシュ)
CMプロデューサー コラード・ジェイ・ボッキア
(アメリカサイド)
高木徳昭(日本サイド)
コーラス Paula Johnson

○ご参考
日興證券は、本年10月1日をもって持株会社体制へ移行し、「日興證券」は「株式会社日興コーディアル グループ」ならびに証券業その他の営業の全てを承継する「日興コーディアル証券株式会社」となります。「コーディアル(CORDIAL)」とは英語で「誠心誠意の」「真心をこめた」という意味です。私たちはこの言葉に「CORD(絆)+DIAlogue(対話)」という独自の解釈を加えました。お客様の立場に立って、「誠心誠意」の姿勢で応えていこう。そして、何よりも心のかよう「対話」を通して「絆」と呼べるパートナーシップを築いていこう。そうした私たち一人ひとりの想いをこの社名に託しています。

当社グループのコミュニケーション・シンボルとして起用したイチロー選手は、ベースボールを心から愛する野球人として、明確な信念とビジョンを持ち、その活動を通じて国境を越えて大きな感動を呼び起こしています。私どもでは、イチロー選手の実績の礎となっている「自らの仕事に対する真摯な姿勢」や、「弛まない自己研鑚」といった行動のすべては、日興コーディアル グループの目指す方向性と合致するものと考えました。

今後、私どもは、イチロー選手を日興コーディアル グループの事業革新のシンボルとして、すなわち単なる広告上のイメージキャラクターを超えた、日興コーディアル グループの活動のパートナーとして位置づけ、私どもの経営ビジョンを表現してまいります。

以上