プレスリリース

2002年9月27日
日興コーディアル証券株式会社

変額年金ラインアップの拡大と変額保険市場への参入について

日興コーディアル証券(代表:取締役社長有村純一)は、変額年金市場でのリーディングカンパニーの地位をより強固なものにするべく、10月より変額年金商品のラインアップをさらに充実させるとともに、変額保険の市場に新たに参入いたします。

新しく取り扱いを開始する変額年金は、三井住友海上シティ生命(共同社長:山本文夫、井本満)の「倶楽部Citiinsurance GW(クラブ・シティインシュアランス・ジーダブリュー、以下倶楽部シティ)」です。同社は三井住友海上(社長:植村裕之)とシティインシュアランス・インターナショナル・ホールディングズ・インク(社長:マイケル・フローマン)の合弁により設立された変額年金専門会社で、この商品が第1号商品となります。
また新しく取り扱いを開始する変額保険は、クレディ・スイス生命(社長:山口隆雄)の新ユニット・リンク保険「Life DO(ライフドゥ、以下ライフドゥ)」です。同商品は日本初のユニット・リンク保険として2001年4月に発売されたものをベースに、新たに日興コーディアル証券専用商品として改定されたもので、日興コーディアル証券はこれを機に変額保険市場に参入いたします。

日興コーディアル証券は2000年12月に変額年金市場に参入して以来、主力商品である「ハートフォードNK」(引受保険会社:ハートフォード生命)を中心に、累計販売額約1,500億円とわが国トップクラスの販売実績を挙げています。2002年1月には積立型変額年金「アグレ」(引受保険会社:スカンディア生命)、そして2002年4月には「堂堂年金NK」(引受保険会社:第一生命)と、商品ラインアップの拡大を図ってまいりました。

このたび追加される「倶楽部シティ」はステップアップ死亡保障と終身保障移行特約を併せ持つ変額年金で、日興コーディアル証券はこの商品のラインアップにより、富裕者層の資産へのアプローチをさらに拡大します。
「倶楽部シティ」の運用対象ラインアップは、予め国際分散投資が図られたリスク許容度の異なる5種類のバランスファンドとマネーファンドのみです。
このバランスファンドに組み入れられるファンド運用会社の選定及び資産配分の決定は、資産運用に関する様々なサービスを提供することで実績のある「グローバル・ラップ・コンサルティンググループ」が行います。これにより国際分散投資とともに、ファンドマネージャーの分散も図れます。 お客様はグローバル・ラップ・コンサルティンググループが作成・監修を行った専用の「投資スタイル診断シート」によって自分にあったバランスファンドを選ぶことができます。
さらに購入にあたっては、「円コスト平均投資プログラム」と呼ばれる特約を活用することにより、一括で保険料を払込みながら、自動的に時間分散を図ることが可能です。
また、このプログラムでは定期的にファンドに投入されるまで待機中の保険料は、保険会社所定の割引率を用いて積立てられるので、効率的な時間分散投資を目指した商品性となっております。

一方ライフドゥは、有期型の変額保険として、変額年金の持つ保障性をさらに拡大した保険商品となっております。ユニット・リンク保険は、1990年代から金融先進地域ヨーロッパで急成長を遂げ、すでに高い人気と実績を得ている変額保険の一種です。
今回商品名に採用した「DO」は、Defense(守り)とOffense(攻め)の頭文字を組み合わせた言葉で、「しっかり守る、じっくり攻める」をキャッチフレーズに、大きな保障で万一の場合のリスクを補完しつつ堅実な運用成果を目指す商品となっています。

日興コーディアル証券はこれらのラインアップにより、資産運用と保障を柱とし、お客様のライフプランに対するコンサルティングをより一層充実させていく所存です。

以上