対談 インストラクター×新入社員

SMBC日興証券の人材育成制度の一つに「インストラクター制度」があります。
これは、新入社員に業務習得の支援・サポートを行い、新入社員の配属先におけるOJT支援を強化することで、成長を促進するというもの。
ここでは、かつてのインストラクターと新入社員だった二人に登場してもらい、
当時の想いや指導の取り組み、そしてその後の成長にどうつながっていったのかを率直に語っていただきました。

阿部 悠大FC課 コンサルタント2014年入社 新入社員(2014年当時) 劒 雄太FC課 上級コンサルタント2010年入社 インストラクター(2014年当時)

「私の背中を見ろ」という指導スタイルの実践。

  • 阿部くんは、先輩社員が新人の成長をサポートするインストラクター制度があることは知っていたと思うけど、配属時はどんな心境だったのかな。

  • 阿部

    そうですね、配属された当時、同じ支店に営業を担当する同期がいなかったことや、先輩方も忙しそうだったことから、何をすればよいかわからなく、ちょっとした疎外感や不安があったのは事実です。だからこそ、劒さんの存在は本当に大きかった。1年を通じて見れば、業務面の指導や同行訪問、プレゼンテーションなどを通じて多くのことを吸収できましたね。気軽に話しかけていただいたことも本当に感謝しています。

  • ちょっと大げさな気もするけど、そう言ってもらえると嬉しいよ。でも確かに、自分が新入社員の時も、インストラクターの存在は大きかったな。荒波に初めて漕ぎ出て、舵を取ってくれる人が現れた感じだったよね。それだけではなく、インストラクターの指導を受け、仕事ぶりを見ていくと、やはりその人が自分の憧れになっていくんだよね。「こんなコンサルタントになりたい」と最初に思ったのは、担当のインストラクターだったことをよく覚えているよ。

  • 阿部

    そうなんです。これも今だから言いますけど、劒さんは1年間を通じて憧れの人でしたし、今も私にとって目標としている社員です!

  • そう言われれば嬉しいけど、ちょっと恥ずかしいね。

  • 阿部

    私は劒さんの指導で大きく成長できたと感じていますが、実際にはどのような考えや方針で、インストラクターの業務に取り組んでいたのですか。

  • 知っているように当社は多様性が尊重される会社だから、その中で自分らしさを存分に発揮し、成長できる手助けができればと思って取り組んでいたよね。

  • 阿部

    劒さんの熱意がひしひしと感じられる1年間でした。人を指導すること、後輩が成長することに、熱い想いを持っている先輩だと。劒さんは、私でインストラクターを担当したのが2人目でしたよね。

  • うん、それぞれの個性に合わせて対応したつもりだよ。でも、振り返ると、正直なところ、指導においては自らの業務との両立が難しかったね。どうしても自分の業務が優先になりがちで、最初は阿部くんの面倒を見る機会があまり作れないこともあったと思う。また、阿部くんが疑問に感じる点を、こちらが汲み取ってあげられなかったりしたこともあったと思うな。

  • 阿部

    私自身はそうは感じていませんでしたよ。ただ、劒さんのスタイルは、手取り足取り、懇切丁寧というのとはちょっと違ったと思います。自分でやってみて吸収しろ、というタイプかと。

  • そうだね、基本的に細かいことまでは、あえて口出ししなかったと思うし、自分の背中を見せて指導するのが、もっとも効果的だと思っていたからね。その例が、私が担当するお客さまを訪問する際に阿部くんを同行させたこと。指導はインストラクターの裁量に任されている部分が大きいので、お客さまにどう接すればいいかは言葉でレクチャーするよりも、自分の姿を見せた方がいいと思って連れて行ったんだ。

  • 阿部

    覚えていますよ。実際にお客さまと話をする場で勉強させていただき、たくさんの発見がありました。何よりも勉強になったのは、お客さまとの距離が近く、スムーズな話の流れができていること。まるでお客さまが年上の友人といったように、とても良い雰囲気がつくられていたのに感動しました。

  • 営業で大切なのは、まずお客さまと仲良くなることだからね。仲良くならなければ、こちらからの提案も聞いていただけないと思う。いかに、自分を理解してもらい、相手に心を開いてもらうか。そこを考えて実践するのが大切だと思っているんだ。

  • 阿部

    劒さんの営業スタイル、変わってないですね!私も今まさに、その姿勢で臨んでいます。

【次ページ】お客さまの声に耳を傾ける大切さと、
「愚直に前へ」という座右の銘。
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