債券投資の魅力と知っておきたいこと
債券投資の魅力
債券は元本があらかじめ決められた期日に返済されることが約束されており、比較的安定的な運用が可能です。
定期的な利息収入
債券を購入すると、その債券を保有している間、継続的に額面金額に対して決まった利息を受け取ることができます。また条件によっては、売却(償還)差益を得ることもできますが、売却(償還)差損が発生し、投資元本を割り込むこともあります。
償還日に
額面金額で償還
債券は、償還日までの間に債券の価格が変動しても、償還日を迎えると額面金額で償還することが約束されています※。ただし、発行体の倒産・破綻や財政難などによっては、元本や利息を受け取れない場合があります。
※一部異なる債券もございます。
途中で売却可能
債券は、償還日前でも売却による中途換金が可能です。ただし債券の価格は、市場の状況により日々変動しますので、投資元本を割り込むことがあります。
多彩な選択肢
発行体や通貨、年限、利回りなどにさまざまな種類があり、資産運用の目的に合わせた選択ができます。
債券の価格は動く?〜債券価格が上下する理由〜
債券には価格があります。「額面100円に対しいくら」で表し、単価と呼ばれます。債券価格は金利動向や発行体の経営状況などによって日々変動します。単価=100円を「パー」、100円超を「オーバーパー」、100円未満を「アンダーパー」といいます。発行時には額面100円に対して100円で発行されるのが一般的ですが、既発債を購入する場合は単価が100円とは限りません。
債券価格は金利が上がれば下落し、逆に金利が下がれば上昇します。また金利のほかにも、景気や物価、債券の需給関係などさまざまな要因が債券価格に影響を与えます。
債券の投資判断には利回りが大切
債券を購入すると、その債券を保有している間、額面金額に対して決まった利息を受け取ることができます。額面金額に対する利息の割合を「利率」といいます。一方、投資元本に対する収益の割合を「利回り」といいます。債券投資においては「利率」と「債券価格」の両方を考慮した「利回り」で投資判断をすることが大切です。