債券選びのポイントは?

債券選びに必要な基本要素

  • 発行体資金調達のためにお金を借りる側を、債券の「発行体」といいます。発行体によって利息の支払いなどの条件が変わってきます。国、地方公共団体、民間企業など、発行体はさまざまですが、経営、財務状況、格付などの健全性を判断することが重要なポイントになります。
  • 額面金額債券の購入単位の金額のことで、償還時に戻ってくる金額です。例えば、額面金額100万円の債券は償還時に100万円が戻ってきます。最低の額面金額も債券の種類によって異なります。
  • 債券価格債券の価格は市場の働きによって変動します。額面金額を100とし、それに対しいくらかという比率で表現します。一般的にこの比率を円で呼ぶことが多く、例えば、99.85%を99円85銭と呼びます。
  • 利率額面金額に対して毎年支払われる1年間の利息の割合のことで、「クーポンレート」または「クーポン」ともいいます。
  • 償還日債券が償還を迎え額面金額が戻ってくる日のことをいいます。償還日前に一部または全部を繰上げて「期中償還(繰上償還)」することもあります。
  • 新発債と既発債新発債とは、新規に市場で発行される債券のことです。新発債はまず発行条件が提示され、一定期間、募集が行われるのが一般的です。既発債は既に発行され、債券市場で売買されている債券のことです。既発債は時価で売買されているため、価格は日々変動します。既発債は種類がさまざまで、ライフプランに合ったものを選ぶことが可能です。

格付って何?

格付とは、格付機関が発行体の債務支払能力を評価し、信用力を示したものです。格付が低くなるほど債務不履行(借入金などをあらかじめ決められた条件で支払うことができなくなる)に陥る可能性が高くなります。

代表的な格付機関

  • R&I(格付投資情報センター)
  • JCR(日本格付研究所)
  • ムーディーズ・インベスターズ・サービス
  • S&P(S&Pグローバル・レーティング)

格付機関は基本的に、発行体から提出されたデータをもとに、経営の安全性や信用力などを分析・評価します。その評価を大まかな定義別にすると、Aクラスは債務履行の確実性が高い、Bクラスは注意が必要、Cクラスになると債務不履行になる可能性が高いと捉えればよいでしょう。一般に格付がBB以下の債券はジャンク債、ハイイールド債などと呼ばれ、相対的にリスクの高い債券と位置付けられています。

ご留意事項

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