SPECIAL TALK VOL.2
デジタル戦略部対談
常にお客さま視点に立ち、
誰もがデジタルを
使いこなしていくことで、
付加価値の創出につなげたい
経営戦略、人材戦略、投資戦略と連動したデジタル戦略の
立案と実行で、SMBC日興証券の
DX(DIGITAL TRANSFORMATION)を推進するデジタル戦略部。
どのような未来を描き、どのような取り組みをしているのか。
室長の中村さん、森田さん、稲村さんに話を聞きました。
経営戦略、人材戦略、投資戦略と連動したデジタル戦略の
立案と実行で、SMBC日興証券の
DX(DIGITAL TRANSFORMATION)を推進するデジタル戦略部。
どのような未来を描き、どのような取り組みをしているのか。
室長の中村さん、森田さん、稲村さんに話を聞きました。
TETSUYA
NAKAMURA
中村 哲也
/ 2011年中途入社
株式調査アナリスト、カバレッジバンカーを
担当したのち、デジタル戦略部へ。
室長として全体統括および戦略策定を担当。
※取材当時
株式調査アナリスト、カバレッジバンカーを
担当したのち、デジタル戦略部へ。
室長として全体統括および戦略策定を担当。
※取材当時
JUNICHIRO
MORITA
森田 純一郎
/ 2017年中途入社
前職は国際企画部。主にデータ分析のDX案件を担当。
データ分析のスキルを磨くため、社外のプラットフォームで
開催されるコンペにもチャレンジしている。
※取材当時
前職は国際企画部。主にデータ分析のDX案件を担当。
データ分析のスキルを磨くため、社外のプラットフォームで
開催されるコンペにもチャレンジしている。
※取材当時
TOSHIKI
INAMURA
稲村 駿季
/ 2020年入社
部門別採用にてシステム部門へ新卒入社。デジタル人材育成
研修の講師を担当する傍ら、データサイエンスや
ディープラーニング関連の資格取得に向けて自己研鑽の日々。
※取材当時
部門別採用にてシステム部門へ新卒入社。デジタル人材育成
研修の講師を担当する傍ら、データサイエンスや
ディープラーニング関連の資格取得に向けて自己研鑽の日々。
※取材当時
CHAPTER. 01

最も大切にしていることは、
お客さま、そして
ユーザー起点の発想

DX推進について、どのような考え方で取り組まれているのか、教えてください。

中村

DXをどう解釈するか、どう推進するべきかについて、これまで多くの議論を重ねてきましたが、現在は「“お客さま起点”の発想で、テクノロジーやデータを活用し、新しい企業価値を創り出していくこと」が当社DXであるとの結論に至っています。

森田

私たちが大切にしている価値観である「お客さま本位」を実現するには、お客さまと直に向き合う担当者をはじめとし社員1人ひとりが、デジタルを”使いこなす”という点が重要だと考えています。お客さまに最適なソリューションを提案するにあたって、お客さまのことを1番理解しているのは担当者であるはずですし、その延長で考えると、例えば、マーケット分析の手段としてAIを用いる際に、ディープラーニングが得意なAI専門企業に任せっきりにするのではなく、これまでのマーケットにおけるノウハウや取引実績がある我々社員が主体となって考え、動いていくべきだと。

稲村

そういった発想で、AIを用いたチャート分析を内製化するプロジェクトを私が担当しました。これまで一部のプロフェッショナルが保有していた独自の相場観を、AIに学習させてマーケット分析に使えないかという取り組みです。従来はAI技術を専門とする外部のパートナー企業も協働していたのですが、このプロジェクトにはAIの理論より、むしろ社内にあるマーケットのデータや現場の感覚が求められることがわかりました。それで「もうAIを自作してしまおう!」と考えて内製化することになりました。

森田

マーケット感覚を持つ証券会社ならではの自社開発案件で、現場の声をスピーディーに反映させるほか、いろいろなチャレンジもしていましたね。

稲村

そうですね。例えば、こういうAIの論文が出たからこの技術を試そうとか、昔から使われているような計算指標を組み込もうなど、試行錯誤を重ねました。組み込む要素はたくさんありますし、どれくらいのパフォーマンスが出せればよしとするかというゴールを自ら設定する点は難しかったです。
新しいモデルに対する知識も必要なので、すぐそばにいる森田さんに声をかけて相談したり、データサイエンス関連の資格取得に向けた社外の講義を受けたりと、学びに対してはこれからも貪欲に取り組んでいこうと思っています。

CHAPTER. 02

デジタルを使って、
ビジネスプロセスはもちろん、
社内の風土さえも変えていきたい

その他に、直近取り組まれた案件について教えてください。

中村

トークンを使った社内称賛システム※の開発が挙げられます。今まで可視化することが難しかった社員同士が褒め合う行為を、デジタルの力で形にすることができました。

※ 当社の大切にしている価値観に基づいた22の行動指針について、それに準じた行動を取った社員に対して気付いた社員が褒め、コインを送り合う仕組み

稲村

本件は、進めていく中でステークホルダーがとても多く、企画の私たちに加えて、開発チーム、経営企画部、財務企画部、人事部など、様々な部署と協力して進める必要がありました。

森田

そうですね。細かい調整は労力を要しましたが、関係各部署のメンバーと話した際に多くの共感を得ることができて、こういう新しいものをどんどん取り入れていく、容認する風土があることを改めて実感しましたね。このシステムを活用し、みんなで褒め合う環境を社内に浸透させ、職場の雰囲気をもっと良くしたいと考えています。

中村

その他にも、デジタル人材育成など様々な取り組みを同時に推進していますが、基本的にプロジェクトはチーム制をとっていて、みんなで意見を出し合いながら進めていくようにしています。このトークンは当室での試験運用として、早速活用しています。

稲村

これを使って、中村室長はメンバーを積極的に褒めてくださって、テレワークなどで直接話す機会がなかったとしても、見ていてくれたんだな、と分かってとても嬉しかったですね。

CHAPTER. 03

自らデジタルを使える人を、
育てていくノウハウがある

デジタル人材育成としては、どのような内容に取り組んでいるのでしょうか。

稲村

基本コンセプトとしては、研修内容を実務で生かしていくために、受講者が属する部署の課題や要望を題材にデジタルスキル、知識をもって解決してみようというOJT形式をとっています。
研修に参加した社員の中には、プログラム言語のPythonを使って、データ分析の自動化を実践している社員もいます。私も研修講師をしながら、そういったデジタル人材の育成をサポートしていきたいです。

森田

デジタルの技術を使うのはシステム部門の社員の役割とするのではなく、各部署にデータ分析ができる人材がいる、という状態を目指していますね。

中村

デジタル人材育成の浸透によって、社員がテクノロジーを使いこなすこと、加えてどのくらいお客さまの目線に立って考えられるか、が付加価値創出のポイントだと思っています。それを追求すれば、自ずと他社にないサービスやソリューションの提案ができ、お客さまから選んでいただけるのではと考えています。

森田

AIやVR、どんどん出てくる新しい言葉に踊らされるのではなく、お客さま本位を実現するために何が使えるか、あくまでお客さま起点で考えること。そして、テクノロジーを使うためにはどういう知識を蓄積していくべきかを意識して、これからも社内に変化を起こし、それを楽しんでいきたいと思っています。
また、それを実現するためには人材が必要です。数学的素養やITスキルに関わらず、色々な個性を持った人材が集まるといいですね。

稲村

デザインやコミュニケーションに強い人もいれば、英語ができる人、プログラミングを作るのが得意な人もいる、枠組みにとらわれず柔軟な発想が持てる人が集まる組織は、私も面白いと思います。

中村

DXに興味を持って、日本の社会を変えてみせる!そういった気概のあるチャレンジャーをぜひ迎え入れたいですね。今我々は15名程度の部署ですが、今後はもっと拡大していきたいと思っています。学生時代に学んだスキルや経験を駆使し入社後すぐから加わっていただくこともできますし、入社後DXにチャレンジしたいと思う同志を社内公募などで募っていくつもりです。

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