法人のお客様

余裕資金の有効活用

ここ数年、内部留保(手元資金)が積み上がり、その有効活用が経営課題となるお客さまが増えています。手元資金が多くなることは企業にとって強みである一方、多過ぎると経営資金全体の効率性が低下しかねません。

そもそも事業法人にとって手元資金は、日々の決済に必要な運転資金であり、将来の設備投資やM&Aなど成長のための待機資金であり、有利子負債の返済原資です。また企業としての信用力を高めるために一定水準の現金を保有することも一般的です。

そのため多くの事業法人では、本業重視の企業風土や低金利環境も相まって「現預金」として手元資金をどんどん積み上げ、いつの間にか、直ちに利益を生み出さない資産(=現預金)が適正水準を超え、自己資本比率は高いものの経営資金効率が低下するという事象が起こっています。

上場企業であれば一般株主など投資家からの厳しいチェックが入るのですが、未上場企業の場合、そういった外部からのチェック機能が効きにくい場合も多く、またあるべき適正水準を明確にしていないことも多いため気付きにくい側面があるようです。

当社では、お客さまの財務状況や将来計画にあわせ、手元資金の有効活用に関するアドバイスを行っています。

資金効率向上、企業価値向上にご関心がありましたら、ぜひ当社担当者までお気軽にご相談ください。

余裕資金の有効活用

  • 手元資金の資金性格を考える
  • 資金性格ごとの重視すべきポイント
  • 資金性格による適正水準の考え方
  • 資金性格に応じた運用商品