Recruiting site想う、動く、創る、金融の未来。

MESSAGE

トップインタビュー

お客さまと共に発展し、
最高の信頼を得られる会社へ。
変化を習慣に、変化を楽しみ、
新たな価値を生み出す。

代表取締役社長(CEO)近藤雄一郎

大きな変化の中で、
成長の機会を迎える証券会社

世界の政治・経済の混乱に加え、国内における高齢化の進展や超低金利政策の継続など、現在の私たちの経営を取り巻く環境においては、決して楽観視できない課題が多く存在しています。その一方で、デジタル化をはじめとするテクノロジーの進化は急速に進んでおり、社会構造や経済情勢の変容とともに、人々の生活を大きく変化させつつあります。更に新型コロナウイルスの世界的流行により、世界中の経済活動、人々の日常生活は今、大きな変化を余儀なくされています。こうした時代の変化は、私たちがこれまでに経験してきたものとは比べものにならないほどのスピードと規模感で発生しており、まさに歴史的転換点とも呼ぶべきタイミングを迎えようとしています。

実は、こうした大きな変化の時代こそ、私たち証券業界の重要性がより高まるタイミングであると言えます。リテールビジネスにおいては、従来からお取引の中心となっていたシニアのお客さまや企業オーナーの方々は相続や事業承継等の課題にも直面しており、従来の資産運用ニーズと共にコンサルティング能力の優劣を問われる時代になっています。更に、年金問題に端を発した豊かな将来に備える動きは、若い世代のお客さまによる資産形成の動きを活発にしています。異業種のプラットフォーマーも巻き込んだオンライン取引の拡大は、若者を中心に拡がっており、当社もそれらのニーズに対応すべく、コンサルタントの質の向上やオンラインでの新しいサービスの提供に着手し、顧客層の更なる拡大に取り組んでいます。

一方、ホールセールビジネスに目を向けると、グローバルに競争環境が厳しくなる中で、企業は自らのビジネス領域における選択と集中の動きを一層加速させ、株主から要求されるROE等の財務指標の目標達成への取組みは勿論の事、持続可能な経済社会の実現に向けたESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報への取組みも強化しています。経営者は従業員、顧客、社会や株主といった全てのステークホルダーからの期待に応えるために日々頭を悩ませており、資本市場を活用してそのソリューションを提供できる私たち証券会社がそのアドバイザーとして活躍する機会も非常に多くなっています。

更に、先行きの不透明感等から株式、債券、為替などのマーケットの変動が激しくなる中で、適切にリスクコントロールをしながら、投資を続けることができる商品・サービスの提供体制の構築は、国内外の投資家における私たち証券会社への本源的な期待でもあります。

このように私たち証券会社は、変化の中でこそ新たな価値を創造し、それを原動力に、自らの成長の機会につなげていくことができると言えるのです。

多様な人材が持つ共通の価値観は、
「共存共栄」、「親切で正直」

お客さまと共に発展し、最高の信頼を得られる会社を目指す私たちSMBC日興証券のベースにあるものは、
1918年の創業以来、変わることのないお客さまとの「共存共栄」、「親切で正直」の精神です。100年を超える歴史の中で培われてきたお客さま本位の企業風土の上に、多様な人材が活躍するフィールドを備えていることこそ、当社の大きな強みと言えます。創業以来続く私たちのこの精神は、お客さまや社会との信頼関係を保つための大切な価値観として、今も私たち役社員一人ひとりの胸に刻み込まれています。

私たちは2009年にSMBCグループへ入り、旧四大証券会社とメガバンクが組む、これまでにない独自のビジネスモデルを構築してきました。2018年のSMBCフレンド証券との統合等を経て、当社には現在、様々なバックグラウンドを持つ社員が在籍しています。お客さまや社会のニーズが複雑化する中で、多様な人材が価値観を共有した上でイノベーションを起こす。そんな私たちの組織は、変化の時代にこそ大いに力を発揮することでしょう。

当社は、これからも親切で正直に、金融のプロフェッショナルである多様な人材の能力を最大限発揮させ、革新性の高い商品・サービスの提供を通じて、お客さまと共に発展していきます。

経営をする上で大切にしている、
「5C」というキーワード

社長に就任するにあたって、経営において大切にする「5C」というキーワードを掲げました。まずは変化
「Change」。文字どおり自ら変化し、変化に対応するということですが、変化は「乗り越える」というより、「楽しむ」ものだと考えています。変化を習慣にしつつ、変化の波を楽しみながら、新しい難題に挑戦「Challenge」する先に、価値創造や自らの成長の機会「Chance」があるのだと思います。しかし、その挑戦が法の趣旨や私たちが守るべき行動の規範を逸脱してしまっては、金融のプロフェッショナルとして失格です。自分自身の行動は行動規範に沿ったものなのか「Conduct」を必ず顧みること。そして、いつ、いかなる時も、私たちの大切なお客さま「Customer」を発想の中心に置いて考えることが大切です。激動の日々の中だからこそ「5C」を念頭に、変化を前向きに捉え、自分たちの成長の原動力にして、更なる発展を目指していく、ということです。

また、当社では創造的企業への変革により持続的な成長を実現させようと、様々な取組みを行っています。社員の働き方改革や、お客さま起点に徹したマーケティング活動の実践もその一つです。加えて、環境問題や社会問題の解決を目的とした資金調達の支援としてSDGsファイナンスに対する取組みや就業時間中に本業の得意分野を活かした社会貢献、「プロボノワーク」への取組みなども強化しています。異常気象や新たな感染症の拡大など、今、地球は悲鳴を上げているように感じます。これまでの私たちの行動は、その状況を作った原因の一部になっているかもしれません。持続可能な社会を実現するためにも、私たちはその社会的責任を果たすべく、最大限の取組みを行います。

私は、当社を創造力と実行力を備えた社員で溢れる会社にしたいと考えています。ビジネスにおいても、社会的な活動においても、特に若い世代の社員が新しい発想のもとで新しいことに挑戦する際は、会社としても最大限のサポートをしますので、どんどんチャレンジしてほしいと思います。

すべては「人」、
人を大切にする会社にしたい

当社に興味を持ってくださった学生の皆さんに伝えたいこと、それは「人は一人では生きていけない」という事実です。世界中の人たちがそれぞれの役割を担い、相互補完しているからこそ、今の世界が成り立っている。そのことをきちんと理解していただける方と一緒に働きたいと思います。また、周囲の人を素直に尊敬できる姿勢も大切です。相手の短所を見るのではなく、長所を見る姿勢を忘れないでほしいと思います。

そして私は、証券会社の仕事は、すべては「人」、個人に帰着すると考えています。個人のお客さまと向き合うリテールビジネスはもちろん、ホールセールビジネスでも経営における重要な判断を行うのは、経営者という「人」ですし、その経営者は社員一人ひとりの幸せを必ず考えています。また、社内を見渡してみると、時代が変わっても、人が人を育てる環境は変わりません。私自身、新入社員時代は上司や先輩、そしてお客さまから様々なことを教わりました。今後もより一層、「人」を大切にする会社にしていきたいと思います。

資本市場は企業や経済の持続的成長に向けた資金供給と、投資家への安定的な資産形成手段の提供という重要な役割を担っています。私たちSMBC日興証券は、お客さまと共に発展し、最高の信頼を得られる会社を目指すとともに、資本市場の発展を豊かな人生・社会の実現につなげるという社会的使命を果たすべく、日々努力しています。当社で働くすべての社員が、自分の仕事に誇りを持って活躍できる場所となることを、これからも追求し続けていきたいと思います。
ぜひ、皆さんの新しい挑戦で、新しい風を吹かせてください。

Recommend

スペシャルコンテンツ

SMBC日興証券の仕事

企業情報