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中央銀行 (ちゅうおうぎんこう)

中央銀行とは、国家や特定の地域の金融機構の中核となる機関です。日本の中央銀行は日本銀行です。その国や地域で通貨として利用される銀行券(紙幣、貨幣)を発行する「発券銀行」であり、通貨価値の安定を図る金融政策を司るため、「通貨の番人」とも呼ばれます。また、市中銀行に対しては預金を受け入れるとともに、最後の貸し手として資金を貸し出す「銀行の銀行」であり、国の預金を受け入れることで政府の資金を管理する「政府の銀行」という立場を持ちます。
中央銀行は金融政策を通じて、物価の安定に対して責任を負っています。また、金融に関して独自の判断をするという位置づけで、政府から独立した存在であることが求められています。
各国の中央銀行総裁と財務大臣が一堂に会して経済・金融問題について話し合う財務大臣・中央銀行総裁会議が、G7、G10、G20として定期的に開催されています。

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