多額の相続税

ケーススタディ


ケース1 相続税ってこんなに高いの!?

相続税は、相続財産が大きくなるほど税率が高くなる累進税率(累進課税方式)を採用しています。
相続税の最高税率は55%です。

  • 【例】相続財産:5億円、法定相続人:子供2人、各相続人は法定相続分どおりに引継いだものとして計算した場合、相続財産の約3割を相続税として納めなければなりません。

【相続税の負担割合】

相続財産
(基礎控除前)
配偶者が
いる場合
配偶者が
いない場合
  子1人 子2人 子1人 子2人
1億円 0% 0% 12.20% 7.70%
1.5億円 0% 0% 19.07% 12.27%
2億円 3.34% 2.70% 24.30% 16.70%
2.5億円 7.08% 5.72% 27.72% 19.68%
3億円 10.76% 8.90% 30.60% 23.07%
3.5億円 12.75% 10.67% 32.86% 25.49%
4億円 13.65% 11.53% 35.00% 27.30%
5億円 15.21% 13.11% 38.00% 30.42%
6億円 16.43% 14.47% 40.00% 32.85%
7億円 17.50% 15.53% 41.89% 35.00%
8億円 18.44% 16.40% 43.53% 36.88%
10億円 19.75% 17.81% 45.82% 39.50%
20億円 23.32% 21.72% 50.41% 46.65%
30億円 24.72% 23.46% 51.94% 49.43%
  • (注)上表は、配偶者の税額軽減を最大に活用した場合を表しております。

相続税額早見表

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ケース2 税制改正で相続税の課税対象に!?増税に!?

2015年1月以後の相続・遺贈については、相続税の基礎控除が引き下げられ、税率構造等が改正されました。国税庁の発表によると、相続税の課税対象となった方は改正前と比較して約2倍に増加しています。

基礎控除の引き下げ

基礎控除の引き下げ

基礎控除の引き下げ

  • 【例】相続財産:8,000万円、法定相続人:配偶者と子供2人(計3人)、各相続人は法定相続分どおりに引継いだものとして計算した場合の相続税額
(改正前後の相続税額の比較)
(注)配偶者の税額軽減を適用した場合の比較です。

税率構造等の改正

税率構造等の改正

税率構造等の改正

  • 【例】相続財産:5億円、法定相続人:子供2人、各相続人は法定相続分どおりに引継いだものとして計算した場合の相続税額
(改正前後の相続税額の比較)
(注)上記の相続税額は、税率改正と基礎控除の引き下げを考慮した場合の比較です。

生前贈与・保険商品の活用などが効果的です。

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