初めてでもわかりやすい用語集

GPIF (ジーピーアイエフ)

GPIFとは「Government Pension Investment Fund」の略で、日本の年金積立金管理運用独立行政法人のことです。預託された公的年金積立金の管理、運用を行っています。
年金保険料から集められた公的年金積立金は、厚生労働大臣の預託により、GPIFが信託銀行や投資顧問会社等の運用受託機関を通して国内外の債券市場や株式市場で運用し、運用収益とともに年金給付の原資とします。
公的年金という性質上、長期的に安全かつ効率的な観点が重視されますが、2014年度以降、運用改善の流れからリスク運用の比率が高まり、国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%という基本ポートフォリオが組まれてきました。2020年4月から5年間の第4期中期目標期間においては、各25%ずつに変更されています。

ワンポイント

GPIFが運用する年金マネーは2023年12月時点で約225兆円に上り、世界最大規模となっています。そのため、株式市場への資金流入が株価に与える影響は大きく、その行方が市場関係者から注目されています。

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