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株式益利回り (かぶしきえきりまわり)

株式益利回りとは、1株当たり税引利益(1株当たり純利益)を株価で割ったもので、株価の割安性を表す指標です。これは株価収益率(PER)の逆数(1/PER)となり、通常、PERが低いほど株価が割安とされるのに対し、株式益利回りは高いほど株価が割安と判断されます。
たとえば、PERが20倍なら株式益利回りは5%、PERが50倍なら株式益利回りは2%となり、前者の方が割安となります。株価水準と1株当たり税引利益を比較する点はPERと同じですが、株式益利回りは金利水準との比較を目的としているので逆数となります。
長期金利(長期国債の利回り)から株式益利回りを差し引いた「イールドスプレッド」や、長期金利を株式益利回りで割った「イールドレシオ」など、株式相場の割安感や割高感を判断する場合にも使われます。

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