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スマートシティ (スマートシティ)

スマートシティ(Smart City)とは、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などの先端技術の活用により、エネルギーや交通システム、行政サービスなどのインフラを効率的に整備、マネジメントすることで最適化された、持続可能な環境配慮型都市を指します。再生可能エネルギーの効率的な利用を可能にする「スマートグリッド」や、電気自動車の充電システム整備に基づく交通システム、蓄電池や省エネ家電による都市システムなどを総合的に組み合わせた街づくりが行われます。
環境意識の高まりを背景に、2010年頃から世界各地でスマートシティの実証実験が始まりました。たとえば、「世界一の省エネ都市」を目指すオランダ・アムステルダムでは、スマートメーターの導入により消費電力を可視化して市民の環境意識を喚起したり、ゴミ収集に電気自動車を導入したりして、スマートシティに向けた改革を進めています。
日本でも、人口減や高齢化、渋滞など、都市の抱える社会課題を解決するため、「未来投資戦略 2018−Society 5.0(ソサエティ5.0)」の中で「次世代の街づくり」として「スマートシティ構想」が盛り込まれました。ビッグデータを活用した交通網の見直しや再生可能エネルギーの活用など、さまざまな取り組みが官民一体で進められています。

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