米国株式の取引時間は日本時間でいつ?〜サマータイムと祝日には注意
株式は、投資信託などと異なり、取引時間内に株価が動き、その中で取引を行うため、取引時間の把握が必要です。
米国株式のような海外株式においては、時差やサマータイムなど、日本の株式市場にはない要素があり、注意が必要です。
この記事では、米国株式の取引時間について日本時間との比較やサマータイムなども含めて詳しく紹介していきます。
米国株式の取引時間(現地時間、日本時間)
米国株式は主に2つの株式市場で取引されています。
- ニューヨーク証券取引所(NYSE)
- ナスダック(NASDAQ)
どちらも取引時間は変わらず、下図のようになっています。
取引が行われる立会時間は、現地時間では9:30〜16:00となっており、日本時間では米国夏時間22:30〜翌5:00、米国冬時間23:30〜翌6:00となっています。
米国は日本との時差があるため、日本時間では夜中に取引が行われることになります。
米国株式の時間外取引
米国株式は、立会時間の前後に時間外取引が行われています。
立会時間前の時間外取引をプレ・マーケット(米国時間8:00〜9:30)といい、日本では米国夏時間21:00〜22:30、米国冬時間22:00〜23:30に該当します。立会時間後の時間外取引をアフター・マーケット(米国時間16:00〜20:00)といい、日本では米国夏時間翌5:00〜翌9:00、米国冬時間翌6:00〜翌10:00で取引が行われています。
つまり、米国株式は立会時間だけでなく、プレ、アフター・マーケットを含めると12時間の取引が行われています。
米国株式の取引時間はサマータイムで変動
米国株式の取引時間で気をつけなければいけない点として、日本では導入されていないサマータイムが挙げられます。
サマータイムは、通常の時間よりも1時間前倒しされ、太陽が出ている時間を有効に使う制度のことです。
米国ではこのサマータイムが導入されており、米国の株式市場の取引時間もこのサマータイムに影響されます。
サマータイムでは通常の取引時間よりも1時間前倒しされますので、覚えておきましょう。
- ※米上院は2022年3月、2023年から「サマータイム(夏時間)」を恒久化させる法案を可決しましたが、下院では採決が行われておらず、法案成立には至っておりません。(2022年12月現在)
サマータイムはいつから
米国のサマータイムは、3月第2日曜日〜11月第1日曜日までとなっています。
半年以上がサマータイムとなりますので、切り替え時期も頭に入れておきましょう。
日本とは異なる米国の祝日をチェック
米国の株式市場は日本市場と同様に、土日が休場日です。
その他に祝日も休場日となりますが、祝日は米国準拠となりますので、日本の祝日とは異なります。
2023年〜2025年の米国の株式市場の祝日休場日は以下のとおりです。
- ※一部祝日の前営業日や翌営業日が半日取引になることがあります。
出所:Intercontinental Exchange, Inc.ホームページよりSMBC日興証券作成(2023年1月現在)
米国の株式市場の年末年始はどうなる?
米国の株式市場の年末年始は、1月1日のみ休日となります。
土日の休場日の兼ね合いもありますが、日本の株式市場の年末年始は最低4日(土日との兼ね合いでそれ以上の場合あり)あるのと比較すると、米国の株式市場の年末年始は短くなっています。
米国の株式市場には昼休みがない
米国と日本の株式市場の異なる点として、昼休みもそのひとつです。
日本の株式市場では、昼に1時間の休憩時間がありますが、米国の株式市場には休憩時間がありません。
そのため、米国の株式市場では昼の休憩時間を気にせず取引を行うことができます。
注文受付は米国取引時間外でも可能
先述した通り、米国株式の取引時間は日本時間で夏は22:30〜翌5:00、冬は23:30〜翌6:00ですが、当社のオンライントレード(日興イージートレード)では、取引時間外でも注文を受け付けています。
日興イージートレードの注文受付時間(日本時間)
このように日興イージートレードでは、米国の取引時間以外の日中でも米国株式の注文が可能です。
日興イージートレードは、いつでもお取引や残高確認ができるだけでなく、投資情報も閲覧できるので、株取引を行う方にとっては強い味方になってくれるでしょう。
まとめ
米国株式の取引時間は、日本時間で23:30〜翌朝6:00(サマータイムでは22:30〜5:00)となっています。
米国株式の取引時間は日本時間では夜中にあたりますが、夜の時間にじっくり取引できるので、昼間忙しい会社員の方などにとってはメリットともいえます。
また、米国の株式市場も日本と変わらず、基本的に土日祝日は休場ですが、祝日が日本とは異なるので注意しましょう。
取引時間外でも注文自体は可能なので、今回紹介した日興イージートレードもぜひご活用ください。
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