FPの相続コラム「子々孫々へ遺す想い」
【第53回】

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(2020年12月23日)

【第53回】相続対策もWebによるリモート対応

FPの相続コラム「子々孫々へ遺す想い」では、相続に関連したお役立ち情報から最新の話題までをお伝えいたします。第53回目のコラムは、コロナ禍で利用の場が増えているwebを活用した相続対策等に関するお話です。

コロナ禍でなんでもWeb活用

子々孫々挿絵

コロナ禍、「三密」を避けるため、非対面のWeb・リモート・オンラインの活用が増えています。Webによるテレワーク・社内会議・セミナー・勉強会・面談等、ビジネスの場では幅広く活用され定着しつつあります。また、学校等では授業・テスト・入学(卒業)式、プライベートでは飲み会(忘年会)・帰省、一風変わったところでは、お見舞い・お墓参り・お葬式までWebを活用するという話も話題になりました。

Web活用は多様化しています

私自身も、会社内・プライベートなどいろんな場でWebによる会議や打ち合わせ等に参加する機会が増えました。他の参加者が自宅の場合、生活感にあふれた実際の背景もあれば、自宅を映したくない理由から背景をバーチャルの画像に設定する方もいらっしゃいます。そのバーチャル画像も有名な観光地や高級そうなホテルのラウンジ、宇宙をイメージした画像など生活感は消せてもその人の好みが垣間見えてしまいます。自宅以外では移動中の方がスマホ片手に歩きながらの参加やトイレの中からの参加という方もいらっしゃいました。

また、参加の際の服装ですが、上半身しか映らないことが多いので、上半身はフォーマル、下はスウェットという方も多いそうです。最近はテレワーク用のスーツなども売れているそうです。皆さんWeb活用に慣れ始めて型にはまらないスタイルに変わりつつありますが、今後さらにWeb活用が定着していけば、さらなる変化が待っているのかもしれません。

話題が本コラム「相続」のテーマからかなり逸れてしまったので、本題の相続の話しに戻します。

Webを活用した相続手続き

相続が発生すると、遺産分割に向けての相続人同士の話し合い、金融機関での相続手続きや相続税申告など、やるべきことが多岐に渡ります。銀行・証券等の相続手続きは、金融機関毎に主に対面で行う必要があります。この煩雑且つ対面による手続き負担を軽減できる「遺産整理」というサービスがありますが、このサービスをさらに非対面化し、必要書類等もWeb上でやり取りするWeb版の遺産整理を開始している金融機関もあります。また、税理士に相続税申告を依頼する場合でも、対面での打ち合わせや必要書類のやり取り等が何度も発生しますが、Web上で面談を行い、直接面談の機会を抑えながら申告・納税まで行うことも可能です。弊社では、グループ会社の銀行へ遺産整理を取り次いだり、相続税申告に特化した提携税理士をご紹介したり、非対面での相続手続きや相続税申告のお手伝いもサポートさせていただいております。

相続対策もWeb対応可能!?

毎年、お正月に帰省される方も、コロナ禍の中、今回ばかりはWebを活用したリモート帰省という方もいらっしゃるのではないでしょうか。相続対策の一環としてお子さまやお孫さまに毎年年末年始に生前贈与されていらっしゃる方も、お子さまとのWeb上の会話で「あげた」「もらった」の意思表示をし、証跡を残すために贈与契約書を作成し、郵送でやり取りをして双方が署名押印、贈与者から受贈者へ実際に送金すれば、非対面での生前贈与を完結させることも可能です。直接会って渡せないのは寂しい気もしますが、コロナ禍ならではの対策としてご検討してみてはいかがでしょうか。

弊社では、生前贈与の参考になるシミュレーション資料を作成してご提供することができます。リモート帰省前に最寄りの支店にご依頼いただければ個別のシミュレーションの作成提供も可能ですので、是非ご活用ください。

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