初めてでもわかりやすい用語集
VWAP (ブイワップ)
VWAPとは、売買高加重平均価格のことで、当日の取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したものをいいます。
VWAPは、平均的な約定価格として、リアルタイムの日中足チャートに表示されているところもあり、主に機関投資家が株の売買時の目標値として用いています。
株式の売買をする場合、指値注文と成行注文が主な注文方法ですが、もうひとつ、売買高加重平均価格に基づくVWAP値を基準とした注文方法が最近注目されています。
指値注文や成行注文では、安く売りすぎたり、高く買いすぎたり、売買が成立しなかったりということがありますが、VWAP値の注文は、そのようなリスクを抑えることができます。
ワンポイント
「加重平均」は、データを見る場合、数による偏りを把握するのに便利な手法です。
例えば、100円のケーキと200円のケーキを1個ずつ買えば、平均は150円です。では100円のケーキを7個と200円のケーキを3個買えば、(100円×7個)+(200円×3個)=1,300円。これを10個で割ったら130円になります。この価格のことを加重平均といいます。
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