初めてでもわかりやすい用語集

貿易収支 (ぼうえきしゅうし)

貿易収支とは、輸出量と輸入量の差額のことをいいます。輸出が輸入を上回る状況を貿易黒字(貿易収支が好調)、輸入が輸出を上回れば貿易赤字(収支バランスが悪い)といいます。
貿易黒字が増えると、その分相手の国から受け取る外貨が増え、それを日本円に交換するために外貨を売って円を買うことになるので、円高へとつながります。逆に貿易赤字になると、円安傾向になります。一方、貿易黒字が増えるとGDPが押し上げられ、貿易赤字が増えると逆に押し下げられます。
日本の貿易収支は、2008年のリーマン・ショック後に赤字に転落し、いったん回復したものの、2011年の東日本大震災後に再び赤字に転じ、一部の月を除いて貿易赤字が続いていました。しかし、2016年1〜12月の貿易収支は4兆741億円(速報値)と、6年ぶりの黒字となりました。貿易収支は毎月、財務省が「貿易統計」で発表しています。

ワンポイント

貿易収支は速報性が高く、実態を反映しやすいので、GDP速報値など他の統計の基礎データにも使われ、エコノミストや市場関係者などから注目されています。

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