初めてでもわかりやすい用語集

デフレ (デフレ)

デフレとはデフレーションの略で、私たちが普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が全体的に下がる現象です。つまり、モノに対して、貨幣の価値が上がっていく状態を指します。
デフレになるとモノが売れず不景気になります。企業の業績は悪化し、従業員の給与が減ったり、リストラにより失業者が増えたりします。そうなると所得が減るため、消費者は消費を控えるようになります。また、貨幣価値が上がるため、借金をしている人は負担が重くなります。そこで、さらに企業は抱えた在庫の処分売りを行うためモノの価格を下げるなど悪循環が発生しやすい状態と言えるでしょう。

ワンポイント

物価が下落すると、企業の収益が減少するため、倒産やリストラなどが起こります。すると消費者は、消費を控えるようになります。さらに企業がモノの価格を下げていきます。このような物価の下落が不況を招き、さらに物価が下落するという悪循環をデフレ・スパイラルといいます。スパイラルとは「らせん状」という意味です。
日本経済は1999年頃から継続的な物価下落の状態に陥り、2009年11月の月例経済報告で初めて「緩やかなデフレ状況にある」と明記されました。以来、デフレからの脱却が急務とされてきましたが、2013年12月の月例経済報告で約4年ぶりに「デフレ」という表現が削除され、安倍晋三首相も「デフレ脱却に向けて着実に前進している」との認識を打ち出しました。足元では、主要なインフレ指標は前年比プラス圏で推移していますが、伸び率は+1%未満に留まるなど(2020年1月現在)、日本経済がデフレから完全に脱却するにはまだ超えるべきハードルがあることが示唆されています。

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