多様な人材の活躍
女性の活躍推進のため、女性管理職比率、新卒女性比率をKPIに設定し、積極的に女性を登用しています。
そのほか、外国人採用、中途採用、LGBT、障がい者など多様な社員が活躍しています。
女性社員の働き方に関する取り組み
当社では70年以上も前から女性社員の活躍を推進し、全ての社員がプロフェッショナルとして成長することを目指しています。
女性管理職数は215名(部店長24名、課長191名)、女性管理職比率は16.1%(2023年3月末時点)にのぼります。
多様な人材の能力に応じた管理職登用の推進のため、当社は以下のKPIを掲げています。
- 女性管理職比率:2025年度までに25%、2030年度までに30%
- 新卒の女性採用比率 2023年度入社40%
2022年には、女性活躍推進法における取り組みが評価され、厚生労働省より「えるぼし」の認定を取得しました。
女性管理職の推移
女性活躍推進法および次世代育成支援推進法における一般事業主行動計画
女性活躍推進法における一般事業主行動計画(2021年策定)、および次世代育成支援推進法における一般事業主行動計画の取り組みは、以下をご参照ください。
- 女性活躍推進・両立支援
LGBTに対する取り組み
当社をはじめとするSMBCグループ各社では、当事者からの相談窓口の設置、同性パートナーに対する社内福利厚生制度の適用等の環境整備、LGBTに関する理解促進を目的とした従業員向け研修の実施等を通じ、従業員の啓発や行動変革を行っています。当社では、「同性パートナー登録」、「性自認障がいの申請」等に対応しています。
2023年11月、一般社団法人work with Prideによる、LGBTQへの取組の評価指標「PRIDE 指標」において、SMBCグループとして5年連続となる最高評価の「ゴールド」を受賞しました。
外国籍人材の採用
グローバルなビジネスに合わせて積極的に外国籍社員を採用しており、100名を超える外国籍社員が多様な価値観、能力を活かして活躍しています。(2023年3月末時点)
中途採用
専門性の高い人材を中心に積極的に中途採用しており、多数の中途採用社員が管理職としても活躍しています。
障がい者雇用の取り組み
当社は、特例子会社「日興みらん」における雇用、および障がい者アスリート雇用を障がい者雇用の柱として取り組んでいます。
日興みらん
2015年4月、障がいのある方々が、安心して、長く働くことができる環境を整備し、雇用の機会をより一層拡大していくことを目的として、「日興みらん株式会社※」を新しく設立しました。
日興みらん株式会社は、障がいのある方々の能力を発揮できる就労環境を提供するとともに、各々の障がいの特性にあった働き方を実現することで、「持続的に生き生きと働ける企業」「働く喜びを実感できる企業」を目指します。
- ※「日興みらん株式会社」の商号である「みらん」は、『実(『み』の)りある明日に向かって走る(Run『らん』)というコンセプトからつくった造語で、障がい者の方々と健常者が一緒に明るい明日に向かって進んでいくという想いが込められています。
障がい者アスリート
当社は、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する」との日本ブラインドサッカー協会のビジョンに深く共鳴し、2014年、2015年に日本で開催された「IBSAブラインドサッカー世界選手権」に協賛、世界選手権以外のブラインドサッカーの試合でもボランティアとして支援を続けています。
また、2015年度より、雇用を通じ全社を挙げて障がい者アスリートの方々の支援・サポートをしていくことを目的として、世界トップレベルの障がい者アスリートの採用を開始、現在17名(2023年3月末時点)が正社員として在籍しています。
アスリートたちは学校や大学、自治体などで障がいに関する講演や体験会活動を積極的に行っており、障がい者と健常者など多様な人々との共生社会の実現に向けた取り組みを行っています。
当社のアスリート選手たちは、経営理念にある「多様性を尊重する」や「共存共栄」の精神、競技への挑戦を通じて「成長し続ける」を具現化する象徴的な存在でもあります。
障がい者アスリートの競技は多種目にわたっています。