AI通信① 今、投資対象として「AI」をどう見るか?
「AI(人工知能)」という言葉は、今やニュースで耳にしない日はなく、一般の投資家にとっても成長分野の1つとして広く認知されるようになりました。一方、急速に注目を集めた結果、ここ数年で関連銘柄のなかには株価が何倍にも上昇したものもあり、今後の上昇余地に疑問符を思い浮かべる方も多いでしょう。
そこで今回は、AIの成長に関する材料をいくつかご紹介していきたいと思います。
AI関連企業の成長物語はまだ始まったばかり
AIに注目する理由とはなんでしょうか。AIは関連産業の裾野もその応用範囲も広く、長期的かつ持続的に成長が期待される分野と考えられています。たとえばAIをインターネットになぞらえてみるとわかりやすいかもしれません。かつて、インターネットが注目を集めた時代、関連企業を指して「ドットコム企業」と呼びましたが、今では誰もそう呼びません。なぜなら、すべての業種がインターネットに繋がったとさえ言える状態だからです。同じように、今後はすべての業種にAI技術が関わるようになっていき、形を変えながら関連企業が成長、一般化されていく未来が予想されています。
AIはいわばすべての企業を支える土台になり得るものであり、だからこそ持続的な成長が可能になると期待されています。
高い成長が期待されるAI関連企業の売上高
- 【出所】米調査会社「トラクティカ」のデータより三井住友DSアセットマネジメント作成
- ※上記は過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。
官民の積極的な取り組みが加速するAI
AIを重要な国家戦略として、先進国を中心に各国・地域の政府は数多くのAIに関する国家プロジェクトを策定しています。これらの動きを背景に、民間企業によるAI関連企業への投資や買収が、世界的に増加しており、市場規模は急速に拡大しています。
各国・地域で進むAIの主な国家プロジェクト
- 【出所】各種資料より三井住友DSアセットマネジメント作成
増加が続くAI関連企業への投資と買収
- 【出所】独調査会社「スタティスタ」のデータより三井住友DSアセットマネジメント作成
- ※上記は過去の実績および将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。また、当ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。
5G社会到来で、「AI」が主役に
2000年代「デジタル時代」、2010年代「コネクテッド時代」を経て、これからは膨大に蓄積されたデータ等を利活用する「データ時代」の到来が予想されます。次世代通信規格「5G」の実用化により、大容量のデータを一瞬でやり取りする社会が訪れますが、そこで大きく恩恵を受けるのが『AI』です。近年、テクノロジーの世界では「ビッグデータ解析」や「ロボティクス」、「自動運転車」、すべてのモノがインターネットにつながる「IoT」など注目すべき分野がたくさんありますが、AIはテクノロジーのあらゆる分野で、これまでの単純なプログラムに代わり、高度な処理をこなす頭脳となります。つまり、関連するサービスを提供するAI関連企業は大きく恩恵を受けることが期待されます。
- 【出所】各種資料より三井住友DSアセットマネジメント作成
- ※上記はイメージであり、実際とは異なる場合があります。
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