インド投資の活用術②〜あなたの日本株運用にインドのスパイスを〜
インドに投資するにあたっては、どのようなポイントに着目すればよいでしょうか。今回の特集では、インドが秘める潜在成長力の高さについてお伝えします。
今回ご紹介する内容に関連するファンド
期待されるインドの成長
高い経済成長率
インドは新興国の中でも中国を凌ぐ高い経済成長率の継続が予測されています。また購買力平価ベースのGDPをみると、インドは2050年には米国を抜き、中国に次ぐ世界で第2位の経済大国になると予想されています。
- (注)左図:予想はIMFによるもの。右図:予想はPwCによるもの
- (出所)IMF、PwCのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
経済成長期はまだ初期段階
インドの1人当たりGDPは中国やロシア、ブラジルなどと比べても大幅に低い水準にあり、経済成長期はまだ初期段階と考えられます。今後、人口や中間所得層の増加による経済成長の加速に伴って、インドの1人当たりGDPは増加が期待されます。
- (注)各国・地域の今後の1人当たりGDP成長を保証するものではありません。
- (出所)IMFのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
消費増加による内需拡大期待
インドでは経済の高度化などを背景に、購買力が高いとされる中間所得層の割合が年々増加することが見込まれています。今後、同国の消費市場の一層の拡大が予想されることから、内需主導での経済成長が期待されます。
- (注1)中間所得層とは年間世帯可処分所得が5,000米ドル超35,000米ドル以下の所得層。
- (注2)高所得層とは年間世帯可処分所得が35,000米ドル超の所得層。
- (注3)2020年以降はEuromonitor Internationalの予想。
- (出所)Euromonitor International、国連のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
着々と進むインフラ投資
インドのインフラ投資額は拡大傾向にあります。2019年度予算案ではインフラ投資予算が増加されており、今後もインフラ投資は拡大していく見通しです。
- (注)インフラ投資額は鉄道、道路、住宅等の設備投資額の合計。
- (出所)「コタック・マヒンドラ」グループの資料を基に三井住友DSアセットマネジメント作成
【必見!】日本株とインド株の組合せ活用術
インド株への投資を考えた場合、おそらくハイリスク・ハイリターンな投資対象であるとイメージされて懸念される方も多いかと思いますが、日本株と組み合わせるとどうなるでしょうか。今回は、過去、日本株とインド株に投資した場合の投資成果を試算してみました。それぞれに100%投資するよりも、日本株とインド株を組み合わせることで、リスクを抑え、リターンを高める効果が生まれていることがわかります。
日本株メインで運用されている方は特に、ポートフォリオのスパイスとして、インド株を活用してみては如何でしょうか。
- (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
運用会社からのメッセージ(三井住友DSアセットマネジメント)
豊富な人口、拡大する個人消費、ITを駆使したビジネスの急速なアップデートなど、インドの高い潜在成長力を示す事象は数多く存在します。「21世紀はアジアの時代」という言葉が具現化する中、インドは間違いなくその中心となる国であり、今後の世界経済に大きな影響を及ぼす存在となるでしょう。
世界経済の成長を先取りできる今こそ、「ヒト・コト・モノ」が行き交うアジア経済最大のダイナミズム”インド”に注目してみては如何でしょうか!
-
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
オンラインマーケティング部長
宗正 彰(むねまさ あきら)(プロフィール)
大手信託銀行にてファンドマネージャーや株式アナリストを歴任。上場企業の取締役を経て2008年より現職。大手運用会社「初」のオンラインを駆使したビジネスモデルを次々と構築。大規模イベントやメディアにも数多く出演し、『宗さま』の愛称で呼び親しまれるなど、多方面で活躍中。
関連するファンドはこちら
PICK UP!
-
ANAのマイルが貯まる特典
#キャンペーン
-
インド投資の活用術①
〜あなたの日本株運用にインドのスパイスを〜#ファンド特集
#アジア